JRCによる中村自働機械の子会社化について
JRCは、各種自働機械・包装機械などを設計・製造するロボットシステムインテグレーター(ロボットSIer)である中村自働機械(埼玉県草加市)の全株式を取得し、6月3日付で子会社化いたしました。1956年創業の中村自働機械は、大手食品メーカーなどを中心にメンテナンスやリピート受注を数多く獲得してきた経緯がございます。
取得価額について
今回の取得価額は非公表となっておりますが、JRCは同社を取り込むことで、2018年に立ち上げたロボットSI事業の強化を進めてまいります。
ロボットSI事業の展望
ロボットSI事業は、生産現場の自動化需要の高まりに伴い、今後さらなる成長が見込まれております。JRCは中村自働機械をグループに加えることで、開発力の強化やサービス網の拡大を図り、多くのお客様により付加価値の高いソリューションを提供していく方針です。
ロボットSI領域強化の背景
人手不足や生産性向上など、ロボット SI の需要は近年ますます高まっております。JRCが中村自働機械の長年培ってきたメンテナンス技術や顧客基盤を取り入れることで、ロボット SI 事業の総合的な対応力を強化し、クライアント企業に対するサポート体制をより充実させる狙いがあります。
今後の期待
両社の統合により、幅広い業種・業界に対してロボットソリューションが提供できるようになり、市場におけるさらなるシェア拡大や技術革新が期待されています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかない方針を掲げており、売主様の譲渡後の資産を最大化できることが強みです。専門家によるサポートを通じて、M&Aの円滑な実行や譲渡後の最適な体制構築をお手伝いいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。