日本取引所グループと東京商品取引所が経営統合することで基本合意した。TOBを実施し、今秋をめどに東商取を完全子会社化する。統合により、さまざまな金融商品をワンストップで扱う「総合取引所」が実現する。具体的には東商取から貴金属、ゴム、農産物・砂糖などを大阪取引所に移管する。原油は東商取が当面扱う。M&Aアドバイザーとしては、この統合により、日本の金融市場の競争力が強化されると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。