日本取引所グループと東京商品取引所が経営統合することで基本合意した。TOBを実施し、今秋をめどに東商取を完全子会社化する。統合により、さまざまな金融商品をワンストップで扱う「総合取引所」が実現する。具体的には東商取から貴金属、ゴム、農産物・砂糖などを大阪取引所に移管する。原油は東商取が当面扱う。M&Aアドバイザーとしては、この統合により、日本の金融市場の競争力が強化されると考えられる。