JPホールディングスによる認可保育所2園の運営事業取得について
JPホールディングスは、保育所運営を手がけるエムケイグループ(東京都豊島区、売上高8億6000万円)から、
神奈川県川崎市の認可保育所2園の運営事業を取得すると発表しました。エムケイグループは資金繰り悪化による経営難を受け、
運営する保育所と学童クラブ29カ所を2008年11月1日から閉鎖すると発表しており、、
自治体から園児救済を要請されたJPホールディングスが取得に至った経緯があります。取得価額、取得予定日は非公表とされています。
取得対象の保育所について
エムケイグループから取得するのは、川崎市にある「上小田中スマイル保育園」と「溝口スマイル保育園」の2園です。
今後はJPホールディングスの子会社である日本保育サービス(名古屋市)の施設として継続運営される予定です。
背景と経緯
エムケイグループは、資金繰りの悪化により運営を続けることが困難になったため、
全29カ所の保育所と学童クラブを閉鎖すると発表していました。こうした事態が地域の保護者や子どもたちに
重大な影響をもたらすことを懸念した自治体は、園児救済のため他企業へ事業譲渡を依頼しました。
その中でJPホールディングスが協力に応じ、2園を取得することでスムーズな継続運営が確保される見通しとなりました。
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。