JFEコンテイナーによる18リットル缶事業の統合決議について

JFEコンテイナーは、連結子会社であるJFE製缶(兵庫県伊丹市)と、太陽製罐(大阪市)の経営統合を決議いたしました。両社は18リットル缶を製造・販売していますが、市場需要の減少と激しい受注競争、さらには原料・資材の価格高騰といった厳しい経営環境への対応を迫られております。

JFE製缶と太陽製罐の概要

JFE製缶は、売上高37億6000万円、純資産12億3000万円を有する企業であり、長年培ってきた技術力を強みとしております。一方、太陽製罐は、日本製罐および伊藤忠丸紅鉄鋼が出資する企業であり、売上高21億5000万円、純資産6億4600万円を有しています。西日本地区の18リットル缶事業において、両社が持つ経営資源を集中・再編することで競争力のさらなる強化を目指します。

統合の目的と今後のスケジュール

統合の主な目的は、拡大する競争環境において両社の経営資源を集中し、コスト効率や技術力の向上を図ることです。具体的な流れとしては、2012年4月1日に両社を保有する持株会社「JNMホールディングス」を共同設立し、設立後2年以内を目処に合併を行う予定です。

出資比率と適時開示の追加・修正情報

持株会社(JNMホールディングス)の出資比率は、日本製罐とJFEコンテイナーがそれぞれ38%、伊藤忠丸紅鉄鋼が24%となります。また、2012年4月13日の適時開示では、持株会社の設立日を2012年4月23日とし、株式移転比率はJFE製缶1.00、太陽製罐1.00とすることが追加・修正発表されました。

株式会社M&A Doのご紹介

株式会社M&A Doは、M&Aの仲介を行う企業であり、何よりも売り手様の利益最大化に重きを置いております。売り手から手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化できるのが大きな強みです。もし事業統合や買収、売却をお考えの際は、ぜひ株式会社M&A Doへのご相談をご検討ください。