JEUGIA、経営陣による買収で非公開化へ。新会社「cross road」がTOB実施し全株取得目指す。楽器販売とカルチャー事業を経営の両輪に。買付価格は1株あたり1720円で、最大約14億1400万円。買付期間は2月3日～3月17日まで。

JEUGIAは経営陣による買収を受け入れて非公開化することを発表した。新会社「cross road」がJEUGIAに対してTOBを実施し、全株取得を目指す。買付価格は1株あたり1720円で、買付代金は最大約14億1400万円。買付期間は2月3日～3月17日までの30営業日。JEUGIAは1898年に創業し、楽器販売やカルチャー事業を展開してきたが、音楽事業の低迷が続いている。M&Aアドバイザーとしては、JEUGIAが非公開化によって経営体制を改善し、事業の再生につなげることが期待される。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。