JALUXが農産物事業を拡大へ
JALUXは、農産物の輸入販売を手がけるアグリ・サン(大阪府中央区)と、そのタイ・ラオスの海外子会社の株式を取得することを決議いたしました。これにより、取扱商品の拡充と販売チャネルの相互活用を図り、収益力の強化を目指す方針です。取得価格は1億3800万円から1億6800万円で、取得予定日は2013年7月1日としています。
アグリ・サンの営業権取得
アグリ・サンは年間売上高15億4000万円、純資産がマイナス3500万円の企業です。タイとラオスでアスパラガスやオクラなどを生産・加工しており、日本国内でも一定のシェアを確保しております。このたび、JALUXはアグリ・サンの営業権を取得することで、農産物事業のさらなる拡大を目指します。
アグリ・サンの主な特徴
- タイ・ラオスでの農産物生産・加工事業
- 日本国内における安定したシェア
タイ・ラオスの海外子会社取得
JALUXは、アグリ・サンの海外子会社である「Taniyama Siam(バンコク)」と「Advance Agriculture(セーコーン県)」をそれぞれ子会社化することも決定いたしました。
Taniyama Siam(バンコク)
- 売上高:15億3000万円
- 営業利益:マイナス2200万円
- 純資産:2億9900万円
Advance Agriculture(セーコーン県)
- 売上高:1300万円
- 営業利益:マイナス5800万円
- 純資産:マイナス2億7700万円
今後の展望と狙い
JALUXは今回の営業権および株式の取得を通じて、タイ・ラオスでの生産・加工、ならびに日本国内での販売チャネルを一体的に活用し、農産物事業の収益力を強化する方針です。取り扱い商品の拡充や品質管理の向上を図ることで、さらなる事業成長を目指します。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。