JALCOホールディングスによる一部事業の譲渡事例
譲渡の概要
JALCOホールディングスは、子会社ジャルコが行う電子機器用部品事業の一部(売上高15億1000万円)、およびジャルコの子会社である中国の杭州佳路克電子有限公司(中国杭州市。売上高4億800万円、営業利益744万円)並びにJALCO ELECTRONICS HONGKONG LIMITED(香港九龍市。売上高9億4100万円、営業利益2290万円)のジャルコ保有出資持分のすべてを、デジタル家電製品組立等を行う東北タツミ(福島市)に譲渡することを決議しました。譲渡先となる東北タツミは、2011年よりジャルコの福島工場における製造業務を請け負っております。
譲渡の目的と狙い
JALCOホールディングスは、製造部門を東北タツミに譲渡することで製造経費に関するリスクを排除し、経営資源を開発・販売部門へ集中させることを目指しております。また、パチンコ・パチスロなどのアミューズメント市場への参入により収益性の向上を図る方針です。
譲渡価額とスケジュール
譲渡価額は未定で、譲渡日は2012年9月28日とされています。譲渡後はJALCOホールディングスが開発・販売部門を強化し、新たな成長戦略を進めると見られております。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、事業譲渡やM&Aに関するサポートを行う企業です。特徴は、売り手(売主様)から手数料を一切いただかない点にあり、譲渡後の資産を最大化できるよう尽力いたします。M&Aにおける不安や懸念を解消しながら、スムーズな事業譲渡を実現するサポート体制が強みです。今後の事業譲渡やM&Aをお考えの際は、ぜひご相談ください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。