J.フロントリテイリングの完全子会社・栄印刷の株式売却について
売却の概要
J.フロントリテイリングは、完全子会社である栄印刷(名古屋市)の株式90%を売却することを決定しました。栄印刷は売上高21億7000万円、営業利益1億3300万円、純資産5億3700万円を有する印刷業者です。
売却先と背景
譲渡先は同業の印刷業を手がける石田大成社(京都市)です。大丸松坂屋百貨店やファッションビルのパルコを傘下に持つJ.フロントリテイリングは、グループ全体で戦略的事業再編に取り組んでおり、経営資源を主力の小売事業に集中させる方針を打ち出しています。今回の株式売却も、その一環として行われるものです。
譲渡価額と日程
譲渡価額は7億2000万円で、譲渡予定日は2009年12月1日とされています。この売却により、J.フロントリテイリングは今後の小売事業に向けたさらなる投資や経営資源の配分を強化していくとみられます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、M&Aにおいて売り手様から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。豊富な実績と専門的な知見をもとに、円滑なM&Aをサポートしており、企業の将来を見据えた戦略的な提案を行うパートナーとして多くのご信頼をいただいています。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。