Jトラスト、韓国SCキャピタルとSC貯蓄銀行を子会社化へ

Jトラストは、与信業務を手がける韓国スタンダードチャータードキャピタル(以下「SCキャピタル」、ソウル。売上高181億円、営業利益△5700万円、純資産108億円)と、貯蓄銀行業を展開する韓国スタンダードチャータード貯蓄銀行(以下「SC貯蓄銀行」、京畿道城南市。売上高86億8000万円、営業利益△11億8000万円、純資産55億8000万円)の全株式を取得し、子会社化すると発表しました。

取得の狙いと概要

Jトラストは韓国における貸付債権や収益の増大を目的として、この買収を決定しました。今回の買収により、Jトラストグループが既に傘下に収めている親愛貯蓄銀行と併せて、韓国全国の約70%の地域を貯蓄銀行部門の営業エリアとしてカバーする見込みです。

取得価額とスケジュール

取得価額は、SCキャピタルが約98億4000万円、SC貯蓄銀行が約52億6000万円で、合計約151億円となります。取得完了は2014年9月下旬を予定しています。

今後の展望

韓国市場での業務拡大を図り、Jトラストにとってはさらなる事業基盤の強化が期待されます。両社の買収によって貯蓄銀行業務を幅広く展開し、韓国での収益基盤を強固にする狙いがあります。

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