IMAGICA GROUPは、米国子会社のPixelogic Holdingsを通じて、韓国のダビングスタジオJuice Mediaを買収することを決定した。この買収により、IMAGICAはアジア市場でのサービス体制を強化し、非英語圏作品のグローバル配信に対応することが狙いとなっている。Juice Mediaは、ダビング、オーディオ、音楽制作を専門とし、ハリウッドメジャースタジオや動画配信事業者、韓国のコンテンツ制作者などを顧客としている。取得価額は非公表で、取得は2022年5月末に完了予定。IMAGICA GROUPは、2020年にPixelogicを子会社化しており、今回の買収によりグループの強化が期待される。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:IMAGICA GROUPのJuice Media買収は、アジア市場でのサービス体制強化に向けた重要な一歩である。非英語圏作品のグローバル配信が増加する中、吹き替えサービスの提供は必須であり、Juice Mediaの専門性を活かしたサービス提供が期待される。IMAGICA GROUPは、Pixelogicの子会社化により、グローバルな映像コンテンツ制作から流通までのサービスを提供して
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。