IHI運搬機械が扶桑エンジニアリングを子会社化
2012年1月4日に予定される株式取得を通じ、IHI運搬機械は大京の100%子会社である扶桑エンジニアリング(東京都江東区)の全株式を取得し子会社化することを決定いたしました。取得価額は36億円です。
扶桑エンジニアリングの概要
扶桑エンジニアリングの前身は1947年設立の扶桑興業であり、1991年に立体駐車場事業へ参入しました。2009年に大京の傘下入りを経て、現在では売上高54億円、営業利益4億8100万円、純資産11億7000万円と堅実な経営実績を誇っています。
IHI運搬機械が得るメリット
IHI運搬機械は大型機械式駐車装置を中心に事業を展開していますが、扶桑エンジニアリングでは二・多段式駐車装置を主力製品として展開しています。今回の株式取得によって、両社の得意分野が補完されることが期待されています。
取扱製品の充実と受注拡大
大型機械式駐車装置と二・多段式駐車装置の双方を扱うことで、顧客の多様なニーズに応える製品ラインアップを実現できます。これにより、さらなる受注拡大と事業規模の拡大を目指します。
取得価額と取得日
取得価額は36億円、取得予定日は2012年1月4日となっております。今後は両社の強みを活かし、駐車場事業において新たな価値創造を目指す方針です。
株式会社M&A Doの紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとするM&A支援会社です。M&Aのすべてのプロセスにおいて、きめ細やかなサポートを提供いたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。