ヒビノは、米TLS PRODUCTIONSの株式80%を取得し、子会社化することを決定した。TLSは、各種イベントの照明・音響を中心とした機材のレンタル、オペレーションサービスを主力とする。これにより、ヒビノは受注機会の拡大や新領域への進出を目指す。取得価額は約4億7700万円で、取得予定日は2019年2月28日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:ヒビノの米国市場進出において、TLSの子会社化は大きな戦略的意義を持つ。TLSの豊富な経験とノウハウを取り入れることで、ヒビノはより幅広い顧客ニーズに対応できるようになると考えられる。また、今後のM&A戦略においても、ヒビノは積極的な動きが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。