Gunosyが刊行したLayerX株式譲渡の背景について
Gunosyは、ブロックチェーン(分散型台帳)に関するコンサルティングやシステム開発を手がける子会社LayerX(東京都港区)の株式45%を、LayerX社長である福島良典氏に譲渡することを決議いたしました。譲渡価額は1億3500万円で、譲渡予定日は2019年8月23日です。Gunosyは引き続き同社の株式5%を所有することになります。
譲渡対象のLayerXについて
LayerXは、GunosyとAnyPay(東京都港区)が折半出資で設立した企業です。設立々年である2018年8月からわずか1年の間にブロックチェーンを取り巻く市場環境が急激に変化しており、その中で経営の先行きに不透明感が高まっていました。今回の株式譲渡は、社長である福島良典氏からのMBO(経営陣による買収)の申し出を受けてのものとなります。
MBO(経営陣による買収)について
福島氏はGunosyの取締役であり、ファウンダー(創立者)でもあります。今回のMBOは福島氏が中心となり、経営形態を変革する目的で進められました。Gunosyとしては、引き続き株式の5%を所有しつつも、今後はLayerXの経営を福島氏により一層委ねる形をとることになります。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかないことを大きな特徴としています。さらに、売主様の譲渡後の資産を最大化することを強みとしており、M&Aにおける売り手の皆様のメリットを最優先に考える姿勢でサポートを行っております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。