GSユアサが、サンケン電気から直流電源装置や無停電電源装置などの製造・販売に関する社会システム事業を約48億円で取得することを決定した。取得予定日は2021年5月1日に変更された。サンケン電気は、半導体デバイスと電力制御用モジュールに経営資源を集中するため、昨年から電源装置の売却を検討していた。当該事業の直近売上高は約125億円である。M&Aアドバイザーとしては、GSユアサが社会システム事業を通じて事業拡大を図ることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。