GRCS、fjコンサルティングのPCI DSS準拠運用コンサルティングサービス事業と教育・研修事業を取得へ
GRCSは、ユナイトアンドグロウ傘下であるfjコンサルティング(東京都千代田区)から、クレジットカード業界のセキュリティー基準「PCI DSS」準拠運用コンサルティングサービス事業および関連する教育・研修事業を取得することを決定しました。これにより、GRCSのPCI DSS関連事業の強化が期待されます。
PCI DSSとは
PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)は、クレジットカード会員データを保護する目的で、2004年に策定されたセキュリティー基準です。国際カードブランド5社(米American Express、米Discover、日本のJCB、米MasterCard、米VISA)によって管理されており、クレジットカード情報を扱う企業に対して、データの安全性を保証するための厳格な基準を求めています。
取引の概要
GRCSとfjコンサルティングは、2019年からPCI DSS認定取得支援で協業関係にありましたが、今回の事業取得決定により、以下のような概要で取引が進められます。
取得価額
取得価額は非公表となっています。
取得予定日
取得の予定日は2023年11月1日です。
今後の展望
GRCSがfjコンサルティングの事業を取得することで、PCI DSS関連のコンサルティングや研修事業の強化が見込まれます。クレジットカードセキュリティーの重要性が高まり続ける中、さらに専門性の高いサービスを提供できるようになることが期待されます。
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。