GMOペイメントゲートウェイの事業取得について
GMOペイメントゲートウェイは2023年9月28日、持ち分法適用関連会社であおぞら銀行子会社のGMOあおぞらネット銀行(東京都渋谷区)から、クレジットカード加盟店の獲得・管理(アクワイアリング)事業を取得すると発表しました。これまでGMOあおぞらネット銀行とは決済代行事業で協働しており、今回の事業取得によってGMOグループ内の事業推進の最適化を図ることが目的です。
取得の背景
GMOペイメントゲートウェイは金融機関や金融サービス事業者がクレジットカード発行(イシュイング)事業やアクワイアリング事業を行う際の決済ソリューションを一括提供しています。GMOあおぞらネット銀行と連携を強化し、さらなる決済サービスの拡充と効率化を進めるために今回の事業取得に至りました。
対象事業と年間売上
対象となるアクワイアリング事業の年間売上高は7300万円です。対価の交付は発生しないと発表されており、取得予定日は2024年7月1日となっています。
今後の展望
今回の事業取得により、GMOペイメントゲートウェイは決済ソリューションの提供領域をさらに拡充し、サービスの幅を広げることが期待されます。GMOグループ全体としても事業推進の最適化・効率化が図られ、より充実した決済サービスを提供できる体制が整うでしょう。
GMOペイメントゲートウェイの強み
GMOペイメントゲートウェイは多岐にわたる決済手段に対応し、加盟店や金融機関・事業者をサポートする総合決済代理店として定評があります。豊富なノウハウと技術力を活かして、クレジットカード決済におけるイシュイング事業やアクワイアリング事業を包括的に支えています。
業界への影響
今後、オンライン決済市場の拡大に伴い、さまざまな金融機関や事業者が新たな決済サービスを展開していくことが予想されます。今回の事業取得がもたらす影響は、GMOグループをはじめ、国内の決済サービス市場全体の活性化にも寄与する可能性が高いと考えられます。
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。