GMO-FHによるワイジェイFXの子会社化について
GMOフィナンシャルホールディングス(GMO-FH)は、Zホールディングス傘下でFX事業を手がけるワイジェイFX(東京都千代田区。売上高97億8000万円、営業利益27億7000万円、純資産221億円)の全株式を取得し、子会社化することを決定いたしました。取得価額は289億2400万円となり、2021年9月下旬を目処に取得を予定していました。
GMO-FHの狙いと背景
GMO-FHは、FX国内最大手のGMOクリック証券(東京都渋谷区)をすでに子会社として保有しております。ワイジェイFXをグループに取り込むことで、FXサービスのさらなるシェア拡大と収益性改善を目指している点が大きな狙いと考えられます。
ワイジェイFXのあゆみ
2003年に創業したワイジェイFXは、2013年よりZホールディングス傘下のヤフーにおいて、金融分野の戦略子会社として事業展開を進めてきました。GMO-FHグループ入りに伴い、社名を「外貨ex by GMO」に変更する予定が明らかにされております。
取得完了の発表
追記事項として、2021年9月27日付でGMO-FHによるワイジェイFX株式の取得が完了したと発表されました。今後はGMO-FHのグループ企業として、さらなるサービス拡充が期待されます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、M&Aにおいて売り手から手数料を一切いただかないこと、そして売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。譲渡に関するご相談やご不明点がございましたら、ぜひ一度お問い合わせください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。