GFAが就労支援子会社「ガルヒ就労支援サービス」を譲渡
GFAは、障害者向け就労支援を手がける子会社「ガルヒ就労支援サービス(宮崎県都城市)」の全保有株式51%を、同社社長である宮脇正氏に31日付で譲渡しました。これは収益基盤の安定を目指したグループ事業再編の一環とされています。
ガルヒ就労支援サービスの概要
ガルヒ就労支援サービスは2021年に設立された比較的新しい企業です。譲渡前の出資構成はGFAが51%、宮脇氏が49%でした。同社の主な事業として、障害者の方が雇用契約に基づいて働く「就労継続支援A型」と、必要な知識・技術を習得する「就労移行支援型」の多機能型を併設しており、ITスキルを持つ障害者の就労支援を行っています。
フランチャイズ展開
ガルヒ就労支援サービスは全国各地に存在する加盟店と協力し、地域に根差した就労支援事業所を開設するというフランチャイズチェーン(FC)方式も採用しています。これにより、他の地域にもノウハウを展開し、障害者の就労機会と支援の場を広げています。
譲渡の背景と今後の展望
GFAは赤字が常態化し資金繰り懸念が強まる中、財務状況の改善が急務となっていました。今回の譲渡は、グループ事業の再編とともに収益基盤を安定させる狙いがあるとされています。譲渡価額は公表されていませんが、譲渡後は宮脇氏が国内就労支援のさらなる充実を図ることで、ガルヒ就労支援サービスの経営を安定させる方向に進む見通しです。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手からの手数料を一切いただかないことで、売主様の譲渡後の資産最大化を実現するM&A支援を行っております。豊富な経験と専門知識を活かし、スピーディーかつ丁寧に対応することで、企業オーナー様の大切な事業の譲渡に安心と納得の結果を提供いたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。