GFAが運送業「フィフティーワン」の株式80%を子会社化へ
GFAは、運送業を手がける「フィフティーワン」(東京都江東区。売上高5億9100万円、営業利益2980万円、純資産7310万円=5カ月変則決算)の株式80%を株式交付の手続きで取得し、子会社化することを決定しました。これは2020年1月に発表した「投資銀行宣言」に沿った取り組みの一環であり、M&Aによる事業領域拡大を狙ったものです。取得予定日は2022年10月11日の予定でした。
フィフティーワンの概要
フィフティーワンは2008年に設立され、チャーター便や貸切配送便、ハンドキャリー(緊急時に電車、飛行機、バス、タクシーなどを活用して荷物を運ぶ手段)をはじめ、倉庫保管や医療品輸送など多様な運送業務を展開しています。業績や実績を踏まえ、今後さらなる事業拡大が期待されています。
当初の株式交付比率
最初に公表された株式交付比率は「GFA1:フィフティーワン4625」でした。これはフィフティーワンの1株に対して、GFAの4625株を割り当てるというものです。
追記事項
株式交付の取り下げ(2022/09/29)
GFAは2022年9月29日に、一度公表していた株式交付を取り下げると発表しました。具体的な理由や背景は明らかにされていませんが、この取り下げにより市場や関係者の関心が高まりました。
株式交付の再実施計画(2022/10/07)
その後、2022年10月7日に株式交付を再度実施すると発表し、株式交換比率は「GFA1:フィフティーワン5500」に変更されました。実行予定日は2022年11月4日とされています。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。