GCAがメザニン・ファンドを運営する子会社への出資を解消

GCAは、子会社でメザニン・ファンドを運営するMCo(東京都中央区。売上高11億9000万円、営業利益5億8200万円、純資産10億円)への出資を解消することを決定いたしました。今回の出資解消は、MCo経営陣によるMBO(経営陣による買収)の一環として実施される自己株式の取得に応じ、GCAが保有する全株式(所有割合60%)を譲渡する形になります。

出資解消の背景と理由

MCoの業容拡大に伴い、親会社であるGCAの主要事業であるM&Aアドバイザリー事業と業態やリスク構造の違い、さらに個別案件における利益相反の可能性などが再確認されるようになりました。こうした背景から、GCAはMCoへの出資解消を決定したという経緯がございます。譲渡価額は非公表となっており、譲渡予定日は2021年4月28日と発表されています。

メザニン投資とは

「メザニン」は「中二階」を意味し、通常の融資とエクイティ(新株発行を伴う資金調達)の中間に位置する資金調達方法です。MCoが運営するファンドはM&Aファイナンス案件を中心に、優先株式や劣後ローンを通じたメザニン投資を行っており、様々な企業の資金需要に柔軟に対応しております。

MCoの運営するメザニン・ファンドの特徴

  • 通常の融資とエクイティの中間に位置するため、仕組みが複雑になりやすい
  • M&Aのためのファイナンス手法として用いられることが多い
  • 優先株式や劣後ローンを通じた投資など、幅広い対応が可能

株式会社M&A Doについて

株式会社M&A Doは、売り手様から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aに関する幅広い専門知識と豊富な経験をもとに、スムーズな手続きや最適な譲渡スキームのご提案など、売り手様のニーズに合わせたサービスを展開しております。M&Aをご検討中の方は、ぜひ株式会社M&A Doにご相談ください。