フューチャーベンチャーキャピタルは、米持株会社のFVCA Holdingsとその子会社FVC Americasの全株式を米国の個人に譲渡することを決定した。FVC Americasは2016年に買収したが、業績が振るわず、経営資源の最適化のために譲渡することにした。譲渡により、2020年3月期第2四半期個別決算で特別損失300万円を計上する見込み。譲渡価額は非公表。譲渡日は2019年9月30日。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:FVC Americasの業績不振による譲渡は、フューチャーベンチャーキャピタルの経営資源の最適化に資するものである。今後は、グループの事業戦略に沿った投資を進め、企業価値の向上に取り組むことが求められる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。