FPGが北日本航空の全株式を取得し、子会社化した。北日本航空はチャーターフライトや遊覧飛行を手がけるが、業績は低迷し、債務超過に陥っている。FPGは同社を戦略的株式投資として完全子会社化し、収益改善を進める。将来的にはプライベートジェット事業への展開も目指す。取得価額は非公表。
【M&Aアドバイザーのコメント】
FPGの北日本航空の買収は、同社の事業拡大戦略に合致するものである。プライベートジェット事業への展開も視野に入れており、今後の成長が期待される。ただし、買収後の収益改善が課題となるため、FPGは迅速かつ効果的な経営改革を実施する必要がある。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。