ENEOSホールディングスの英国北海油田撤退について
ENEOSホールディングスは26日、傘下のJX石油開発(東京都千代田区)を通じて保有する英国JX Nippon Exploration and Production (U.K.) Limited(以下、JXNEPUK)の全株式を、資源開発を行う同国NEO Energy Upstream UK Limitedへ譲渡すると発表しました。これにより、英国の北海油田における石油・天然ガスの開発事業から撤退することになります。
譲渡価額と企業価値
今回の譲渡価額は企業価値約1900億円(16億5500万ドル)として公表されておりましたが、借入金や運転資金などの調整後に確定する見込みと発表されていました。譲渡の予定時期は2022年3月としてアナウンスされていました。
追記事項:2022年3月29日の譲渡完了
2022年3月30日の発表によると、譲渡は2022年3月29日に完了し、最終的な譲渡価額は約533億円(4億3300万ドル)になったとのことです。
株式会社M&A Doの紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化できることが強みのM&A支援会社です。譲渡価格だけでなく、その後の経営や資産の状況まで見据えたサポートを行っております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。