DTSによる横河ディジタルコンピュータの株式取得について
DTSは、横河電機傘下で組み込みソフトウエアの開発などを手がける横河ディジタルコンピュータ(東京都武蔵野市、売上高33億2000万円)の株式のうち90%を取得し、子会社化すると発表しました。取得価額は非公表で、取得予定日は2014年4月1日とされています。
DTSの狙いと背景
DTSはこれまでITサービスやソリューションを中心に事業を展開してきましたが、今回の買収により組み込み関連などのIT事業を経営の第三の柱とする方針を掲げています。横河ディジタルコンピュータの高い技術基盤や幅広い顧客基盤を獲得することで、さらなる事業領域の拡大を図り、企業価値の向上を目指しているとみられます。
横河ディジタルコンピュータの強み
横河ディジタルコンピュータは、マイクロコンピューターや周辺システムの設計・開発に広くかかわる製品やサービスを提供してきました。その実績は携帯電話や情報家電、自動車などの開発現場で多く活用されており、高度な技術力と豊富な開発経験が大きな強みとなっています。これらの強みがDTSの新たな事業柱となることで、さらなる相乗効果が期待されています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、M&Aに関する仲介やアドバイザリーサービスを提供している企業です。大きな特徴として、売り手から手数料を一切いただかない方針をとっており、売主様の譲渡後の資産を最大化できることが強みです。M&Aを検討される際には、売却企業の目線に立ったアプローチを重視し、より良い譲渡スキームをサポートいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。