CYBERDYNE、米リハビリテーション医療機関RISE Physical Therapyを子会社化。装着型サイボーグ「HAL」の全米展開に繋げる。16カ所の外来リハビリテーション拠点を持つRISEを活用し、治療サービスの準備を進める。

CYBERDYNEは、米国のリハビリテーション医療機関RISE Physical Therapyの株式80％を取得し、子会社化することを決定した。この取引は、装着型サイボーグ「HAL」の全米展開の第一歩となる。RISEはカリフォルニア州に16カ所の外来リハビリテーション拠点を持ち、取得価格は非公表。CYBERDYNEは、米国でHALを活用した治療サービスの準備を進めている。M&Aアドバイザーとして、この取引はCYBERDYNEの海外展開戦略の一環であり、HALの市場拡大に向けた重要な一歩であると言える。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。