Cominixによる川野辺製作所の子会社化
Cominixは、切削工具製造・販売を行う川野辺製作所(東京都大田区)の株式85.8%を取得し、15日付で子会社化いたしました。川野辺製作所は米国子会社(オハイオ州)でも切削工具を現地生産し、日本や北米で自動車メーカーを中心に顧客基盤を有しております。Cominixは今回の買収により製造機能を取り込み、切削工具の取り扱いをさらに拡大することを狙っております。
川野辺製作所の概要
川野辺製作所の売上高は7億8200万円、営業利益2700万円、純資産5億2500万円と公開されており、1957年の設立以来、常陸大宮市(茨城県)にも生産拠点を構えております。製造、販売を一貫して手掛けることで、高品質の切削工具を国内外に提供してまいりました。
買収の背景と目的
Cominixは、本買収により川野辺製作所の製造力と技術力を取り込み、切削工具業界でのさらなる事業拡大を目指していると考えられます。今後は日米双方の顧客ネットワークを活用し、自動車メーカーをはじめとする幅広い分野での需要増加に対応していくことでしょう。なお、取得価額は非公表となっております。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手様から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産最大化を強みとしております。M&Aを検討される際には、ぜひご相談ください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。