CEホールディングスによるマイクロンの子会社化について
CEホールディングスは、医療品・医療機器の開発業務受託機関(CRO)であるマイクロン(東京都中央区)の株式69.87%を取得し、子会社化することを決議いたしました。取得価額は1億4200万円で、取得予定日は2019年11月29日です。
マイクロンの概要
マイクロンは2005年に設立され、売上高15億9000万円、営業利益△200万円、純資産1億円を有する企業です。CRO業界では大手による吸収合併が進む中、同社は独自路線を貫いており、CTやMRIなどの画像データを医薬品や医療機器の臨床試験に活用する分野で実績を積み上げてきました。
事業の強み
マイクロンは、画像解析を中心とした臨床試験で豊富な経験を有しており、国内外の大手CROとは一線を画す専門性を保持しています。今後、CEホールディングスの傘下となることで、より強固な開発体制や資金力を背景に事業拡大を図ることが期待されます。
CEホールディングスの狙い
CEホールディングスは、マイクロンをグループに迎えることで既存の医療用ソフトウェア・システム事業をさらに強化するとともに、新たな製品・サービス開発を推進する方針です。これにより、医療機器や医薬品の開発支援の幅を拡大し、ヘルスケア領域全体に対してより包括的なソリューションの提供を目指しています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとするM&A支援企業です。経験豊富な専門家が多角的なサポートを行い、円滑な譲渡を実現いたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。