CAICAによるZaif Holdingsの子会社化の概要
CAICAは、持ち分法適用関連会社で暗号資産交換所事業を手がけるZaif Holdings(大阪府岸和田市)を、第三者割当増資の引き受けと株式取得を通じて子会社化することを決定しました。現在の持ち株比率を23.18%から40.72%へと引き上げるほか、取締役会の過半数を確保することで連結子会社とする方針です。
決定の背景と目的
暗号資産市場が活発化するなか、より迅速な経営判断が必要とされる環境下では、持ち分法適用関連会社のままでは対応に限界があると判断されました。そこで、Zaif Holdingsを連結子会社とすることで、経営のスピードや柔軟性を大幅に高める狙いがあります。
株式取得価額と取得予定日
・株式の取得価額は18億5700万円です。
・取得予定日は2021年3月15日となっています。
Zaif Holdingsの業績
同社の売上高は1200万円、営業利益がマイナス4500万円、純資産は28億2000万円とされています。今後はCAICAの連結子会社となることで資本提携効果や経営資源の共有を行い、暗号資産事業のさらなる発展が期待されています。
株式会社M&A Doのご紹介
当社は、売り手の皆様から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。長年にわたり培ってきたM&Aのノウハウを活かし、売り手と買い手の双方にとって最適な条件を整えるお手伝いをいたします。ご相談やご不明点などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。