ASIAN STARによるTYインベスターズ株式譲渡について

ASIAN STARは、不動産業を営むTYインベスターズ（横浜市。売上高5690万円、営業利益641万円、純資産4億7400万円）の保有株式すべてを、中国の投資会社である上海兆世信息科技有限公司（上海市）に譲渡することを決議いたしました。譲渡価額は約9億6000万円で、2016年8月末に実施される予定です。

TYインベスターズの事業内容

TYインベスターズは2015年2月に設立され、民事再生法の適用申請をした企業などから日本国内の各地にある約155万㎡もの土地を取得し、リゾートや分譲・事業用用地として開発を進めてまいりました。

具体的な取り組みと和歌山県白浜町の計画

同社は和歌山県白浜町の海沿いの事業用地において、タイムシェア型（所有者が利用しない期間は宿泊施設として活用）商品として主に中国国内の投資家向けに販売する計画を策定しておりました。この取り組みは、地域活性化と海外投資家との連携による新たな市場拡大を目指すものとなっています。

譲渡の背景と経緯

ASIAN STARは中国パートナーを探していましたが、上海兆世信息科技有限公司から単独で事業を推進したいとの申し出があり、TYインベスターズを取得したいという意向を受けることとなりました。これにより、ASIAN STARはTYインベスターズの全株式を譲渡する決定に至ったのです。

譲渡内容の概要

譲渡の対象はTYインベスターズの全株式で、譲渡価額は約9億6000万円とされています。譲渡完了は2016年8月末を予定しており、今後は上海兆世信息科技有限公司がTYインベスターズを単独で運営し、これまで推進してきた事業展開を加速させる見込みです。

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