ASAHI EITOホールディングスのフラグシップス子会社化について
ASAHI EITOホールディングスは、商業施設管理運営を行うフラグシップス(大阪府枚方市)の株式51%を取得し、子会社化することを決定しました。なお、取得手続きとして株式交付が用いられています。
子会社化の背景
ASAHI EITOホールディングスは、衛生陶器の販売や建築設備工事の受注において、フラグシップスが持つノウハウや実績を活かせると判断し、子会社化に踏み切りました。フラグシップスは枚方市駅前の商業施設「枚方ビオルネ」の施設管理運営に強みを持っており、その経験をASAHI EITOの主要顧客である同規模の既存施設や新規開発案件に適用できると期待しています。
株式交付比率(当初計画)
ASAHI EITO:フラグシップス = 1:1875 で行われ、フラグシップスの1株に対してASAHI EITOの1875株を割り当てる計画でした。
追記事項
2023/07/10の決議取り消し
2023年7月10日付でフラグシップスの子会社化にかかる取締役会決議を取り消すと発表されました。株式交付の手続きに関して有価証券届出書の未提出という瑕疵が判明したため、一度決議を取り消し、所定の要件が整い次第あらためて子会社化を決議する方針です。
2023/08/01の新たな発表
2023年8月1日、フラッグシップスを同年8月22日付で再度子会社化すると発表されました。株式交付比率は ASAHI EITO:フラグシップス = 1:1824 に変更され、フラグシップスの1株に対してASAHI EITOの1824株を割り当てることとなりました。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは売り手の方から一切手数料をいただかず、譲渡後の資産を最大化できる点が強みです。M&Aに関する豊富な知識と経験を活かして、お客様に最適なご提案とサポートをいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。