ALSOKによるらいふホールディングス子会社化について

ALSOKは、らいふホールディングス(東京都品川区)の全株式を取得し、子会社化することを決定いたしました。らいふホールディングスは持ち株会社であり、介護事業を行う「らいふ(東京都港区)」と、食品検査事業を手がける「エムビックらいふ(同)」を傘下にもつ企業です。今回の子会社化により、ALSOKは警備事業を起点とする周辺分野への事業拡大をさらに推進してまいります。

らいふホールディングスと傘下2社の概要

らいふホールディングスと傘下のらいふ、エムビックらいふの単純合算業績は、売上高126億円、営業利益9億1800万円、純資産47億8000万円と発表されています。らいふHDが主力とする高齢者施設・住宅事業は「ホームステーションらいふ」のブランド名で東京、神奈川など首都圏に47施設、2000室超を運営し、多くの高齢者の方々に介護サービスを提供しています。

ALSOKの介護事業における展開

ALSOKは2012年に介護事業へ参入しており、今回らいふを傘下に取り込むことでグループ全体で6500室規模の介護施設を保有することになります。警備事業を中核とするALSOKが介護領域に注力することで、従来からのサービスとのシナジーを生み出し、より幅広い安心・安全を提供することが期待されます。

エムビックらいふの事業内容

エムビックらいふは腸内細菌検査や食品安全検査、食中毒の汚染検査などを手がけており、食の安全と健康に直結する重要な事業を展開しています。今回の子会社化により、ALSOKグループとして食品検査分野にも参入し、多角的な事業展開をさらに拡充していく見通しです。

取得価額と今後の予定

今回の取得価額は非公表とされていますが、取得予定日は2020年4月30日と発表されています。今後は株式取得を経て、ALSOKによる総合的なサービス強化が進められるとみられます。

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