AHCグループは、福祉事業の拡大と競争力強化のため、CONFELとRAISEの2社を子会社化することを決定した。取得価額は合計5億円で、取得予定日は2022年9月1日。AHCグループは福祉事業、介護事業、外食事業を3本柱とし、福祉事業には2014年に参入している。CONFELは2014年、RAISEは2013年に設立された兄弟会社で、障害を持った子供を対象に放課後等デイサービスを提供している。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:AHCグループの福祉事業の拡大により、CONFELとRAISEの子会社化は戦略的な決定である。障害を持った子供を対象にした放課後等デイサービスは、社会的に重要な役割を果たしており、今後も需要が高まることが予想される。AHCグループは、福祉事業においても成長を続けることができるよう、今後も積極的なM&A戦略を展開していくことが望まれる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。