AGCが中国の子会社をSYPグループへ譲渡

AGCは、中国で建築用・産業用ガラスを製造する100%子会社の艾杰旭特種玻璃(大連)有限公司(遼寧省)を、現地ガラスメーカーの上海耀皮玻璃集团股份有限公司(SYPグループ、上海市)に譲渡することを決定いたしました。これはグループ経営上の重要課題である建築用・産業用ガラス事業の収益性と資産効率の改善を図る一環として行われるものです。

譲渡の背景と概要

艾杰旭特種玻璃(大連)有限公司は1992年に設立され、建築用・産業用ガラスを製造していた企業です。売上高は約90億円、営業利益は5億円、純資産は35億円という規模を持ちます。今回、その全持ち分をSYPグループへ譲渡することが決定されました。

譲渡価額と予定日

譲渡価額は約60億円となり、譲渡予定日は2023年4月3日とされておりました。その後、2023年5月8日付で譲渡が完了したことが発表されました。

譲渡後の見通し

AGCグループは、建築用・産業用ガラス事業の収益性と資産効率を高めるために、今後も選択と集中を進めていく方針です。今回の譲渡によって得られる資金を活用し、さらなる企業価値向上に向けて事業構造や財務体質の強化を図る見込みです。

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