AGC、北米建築用ガラス事業を米カーディナル社に売却

AGCは15日、北米建築用ガラス事業を住宅向け窓・ドア用ガラスメーカーである米カーディナル(ミネソタ州)に4億5000万ドル(約495億円)で売却すると発表しました。7月中に売却が完了する見通しであり、資産効率の改善を目的とした取り組みの一環です。

北米建築用ガラス事業について

AGCは1988年にAFGインダストリーズ(1992年に子会社化、現AGC Flat Glass North America)に資本参加したことに伴い、北米での建築用ガラス事業に参入しました。しかし、近年は収益力の立て直しが課題となっていました。

直近業績としては、売上高281億円、営業利益11億円を計上しています。テネシー州、カンザス州、バージニア州に製造拠点を持ち、全体として約250億円の譲渡益を見込むとのことです。

譲渡完了の進捗

追記事項として、2021年8月3日にAGCが、予定通り8月2日(米国時間)に譲渡が完了したと発表しました。

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