香陵住販は、茨城県南を重点地区と位置づけ、不動産売買仲介のKASUMICを子会社化することを決定した。KASUMICは、1994年に設立され、茨城県南のつくば市、土浦市、牛久市と千葉県柏市に計4店舗を展開し、賃貸管理では3149戸を有する。取得価額は3億1300万円で、取得予定日は2019年3月31日となっている。M&Aアドバイザーとしては、香陵住販が茨城県南での事業拡大を目指す上で、KASUMICの賃貸管理戸数の拡大など事業シナジーが期待できると判断したことが、今回の子会社化の決定につながったと考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。