青山商事は、日本国内で展開している「アメリカンイーグル」事業を米American Eagle Outfitters,Inc.に譲渡することを決定した。青山商事は2010年にイーグルリテイリングを設立し、AEOのフランチャイジーとしてアメリカンカジュアル衣料を販売してきたが、グループ内の事業戦略上の理由から、2022年2月の契約期限を待たずに譲渡することにした。当該事業の直近売上高は122億9400万円。
M&Aアドバイザーのコメント:青山商事がアメリカンイーグル事業を譲渡することで、グループ内の事業戦略を見直し、経営資源を集中することができると考えられる。また、AEOは日本市場において自社ブランドを直接展開することで、市場拡大を図ることができると見込まれる。両社にとってWin-Winの取引と言えるだろう。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。