電響社が文房具メーカーのサンノートを全株式取得し、子会社化することを決定した。電響社は生活関連商品や電子部品を扱う卸商社であり、サンノートは文房具や家庭用品の製造・販売を主力とする。この取引により、品ぞろえ拡充や新商品開発、物流コスト削減などが期待される。取得価額は非公表で、取得予定日は2019年4月1日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:この取引により、電響社は自社事業の拡大と多角化を図ることができる。また、サンノートのノウハウや消費者ニーズを共有することで、新商品開発や海外仕入れの物流コスト削減につながる可能性がある。しかし、両社の文化や経営方針の違いによる課題もあるため、円滑な統合が求められる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。