電通は、米国のデジタルパフォーマンスやDtoCのマーケティング会社であるミュートシックスの全株式を取得することで同社株主と合意した。ミュートシックスは、フェイスブックなどのソーシャルプラットフォームのダイレクト広告やコンテンツ制作を手がけており、米国での顧客基盤の拡大とソーシャルコンテンツに関するサービス機能の強化が目的とされている。取得価額や取得予定日は非公表。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:電通は、海外本社の電通イージス・ネットワークを通じて、米国市場においてデジタルマーケティング分野での強化を進めている。今回のミュートシックスの買収により、ソーシャルコンテンツに関するサービス機能の強化が期待される。また、米国市場における顧客基盤の拡大にもつながると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。