長野計器はスイスの温度測定機器メーカーRueger Holdingsの全株式を取得し、子会社化することを決めた。Rueger Holdingsは電子式温度センサーや圧力計などを製作し、欧州の石油化学やバイオテクノロジー、ディーゼルガス市場に対して製品構成を充実させることができる。取得価額は約11億3000万円で、取得予定日は非公表。
M&Aアドバイザーのコメント:長野計器のRueger Holdingsの買収は、欧州市場における製品構成の充実を目的とした戦略的な買収である。この買収により、長野計器は温度関連製品を提供することができるようになり、市場拡大につながる可能性がある。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。