那須電機鉄工は、東北電力子会社の会津碍子を子会社化することを決めた。会津碍子は碍子の製造を行っており、電力・通信・鉄道などのインフラ各社向けに供給している。那須電機は、2020年3月31日に61.2%、2021年3月31日に33.8%を二段階で取得する。取得価額は非公表。
【M&Aアドバイザーのコメント】
那須電機鉄工の会津碍子子会社化は、インフラ向け碍子の安定供給を強化するための戦略的なM&Aである。今後も、企業の事業戦略に合わせたM&Aが増加することが予想される。M&Aアドバイザーとしては、企業の事業戦略に合わせたM&Aのプランニングや実行支援を行い、企業価値の最大化に貢献したい。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。