芙蓉総合リースは、米国の独立系リース会社Pacific Rim Capitalの株式2%を追加取得し、子会社化した。これにより、北米での収益基盤拡大や、車両・物流を中心とするモビリティー事業での新領域開拓が期待される。PRCは米国、メキシコ、カナダで物流機器のオペレーティングリース事業を手がけている。取得価額や取得日は非公表。M&Aアドバイザーとしては、芙蓉総合リースが北米市場での事業拡大を進める上で、PRCの子会社化は有力な手段であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。