綿半ホールディングスが、家電やパソコンのインターネット通販事業を手がけるアベルネットの全株式を取得し、子会社化することを決定した。アベルネットは通販サイト「PCボンバー」で家電、パソコンなどを販売し、近年はカー用品、インテリア、食品、キッチンなども取り扱っている。綿半は主力のスーパーセンター事業で実店舗での販売にとどまらず、ネット通販にも力を入れている。取得価額は20億6000万円で、取得予定日は2018年12月3日となっている。
M&Aアドバイザーのコメント:綿半ホールディングスがアベルネットを取得することで、取扱商品の拡充や通販ノウハウの共有などを通じたシナジー創出が期待できる。今後、綿半はネット通販事業の強化により、競争力を高めることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。