粧美堂がビューティードア・ホールディングスを子会社化することを決定した。ビューティードアは化粧品・医薬部外品の受託製造を手がける事業子会社を持ち、化粧品分野の事業拡大につなげる狙いがある。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年10月1日。M&Aアドバイザーとしては、粧美堂が化粧品事業を加速するために、新たな製造設備と製造ノウハウを取り込むことで、戦略的なM&Aを実施したと評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。