米投資ファンドのコーンウォール・キャピタル・マネジメントが、ユニデンホールディングスに対してTOBを実施することを発表した。コーンウォールは19.25%を保有する大株主で、全株式取得を目指している。買付代金は最大約195億円で、買付期間は6月24日~8月8日。ユニデンはエレクトロニクス事業への経営資源の集中など抜本的な構造改革を進めるため、株式を非公開化する。M&Aアドバイザーとしては、ユニデンが抱える経営課題を解決するためのM&A戦略を検討する必要があると考えられる。