米投資ファンドのコーンウォール・キャピタル・マネジメントが、ユニデンホールディングスに対してTOBを実施することを発表した。コーンウォールは19.25%を保有する大株主で、全株式取得を目指している。買付代金は最大約195億円で、買付期間は6月24日~8月8日。ユニデンはエレクトロニクス事業への経営資源の集中など抜本的な構造改革を進めるため、株式を非公開化する。M&Aアドバイザーとしては、ユニデンが抱える経営課題を解決するためのM&A戦略を検討する必要があると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。