第一交通産業は広島合同タクシーの全株式を取得し、子会社化することを決定した。これにより、広島県内ではグループ4社体制となり、タクシー保有台数は18台増えて255台となる。福岡県を中心にグループ全体の保有台数は8319台となる。取得価額は非公表で、取得日は2019年2月4日である。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:第一交通産業は、広島合同タクシーの取得により、地盤拡大を図り、グループ全体の規模拡大を目指していることが伺える。今後も、M&Aを活用した成長戦略を展開していくことが予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。