第一カッター興業が、プラント内配管や熱交換器などの洗浄工事を手がけるユニペックの全株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は2億4550万円で、取得予定日は2020年4月14日。このM&Aは、産業インフラ部門の強化を狙ったものである。
【M&Aアドバイザーのコメント】
このM&Aは、第一カッター興業にとって、産業インフラ部門の強化につながる重要な一歩である。ユニペックの洗浄工事に強みを持つ技術力を取り入れることで、より高度なサービス提供が可能となると考えられる。今後も、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、事業拡大に取り組んでいくことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。