石垣食品は、外食運営子会社の株式を社長に譲渡し、外食事業から撤退することを決めた。譲渡価額は637万5000円で、譲渡予定日は2020年7月31日。石垣食品は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で自社保有のステーキ店を閉店し、業績への貢献が長期的に困難と判断したため、運営子会社を切り離すことにした。M&Aアドバイザーとしては、石垣食品が事業多角化を進める中で、外食事業が不採算だったことが明らかになった。今後は、より収益性の高い事業に注力することが求められる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。