相鉄ホールディングスは、子会社の相鉄不動産を通じて手がける別荘地「相鉄の那須」事業をエンゼルフォレストリゾートに譲渡することを決めた。譲渡価格は非公表で、譲渡予定日は2023年4月1日。エンゼルフォレストリゾートは、総合リゾート事業を展開するエンゼルグループの傘下で、当該事業の直近売上高は2億2700万円。M&Aアドバイザーとしては、相鉄ホールディングスが事業の選択と集中を進める中で、不動産事業から撤退する戦略を取ったことが注目される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。