理研計器は、シンガポールのR K Instruments(S) Pte. Ltd.への出資比率を引き上げ、子会社化することを決定した。R K Instrumentsは現在、持ち分法適用関連会社で、東南アジア市場における総販売店として事業を展開している。子会社化により同社との連携を強化し、東南アジア市場での統括拠点とする。株式取得価額は非公表で、株式取得予定日は2018年7月1日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:理研計器の東南アジア市場における存在感を強化するための戦略的な決断である。R K Instrumentsとの連携を深め、市場拡大に向けた取り組みを加速させることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。