清水建設は、日本道路を子会社化するためにTOBを実施することを発表した。TOBにより、清水建設は日本道路の株式の50.1%を取得し、日本道路をグループの一員として明確化する。買付代金は222億200万円で、買付期間は2月10日から3月22日まで。日本道路はTOBに賛同しており、東証1部上場は維持される。清水建設は、日本道路の道路舗装事業の強化や都市開発事業、海外インフラ整備事業の拡大を目指す。M&Aアドバイザーとしては、清水建設の戦略に合致する買収であると評価できる。